学校の勉強の攻略法講座⑨心掛け(後編)と経験談

おはようございます。
今日は、ぼくが「学校の勉強」に取り組む時に心掛けていることをあと二つご紹介します。

一つ目 「次に同様の問題が出たら、絶対に正答できるようにする」という心構えで練習に取り組む

みなさん「学校の勉強」は好きですか。
好きではないのに長い時間をかけてやっている、という方をよく見かけます。逆かもしれません、長い時間をかけているから好きでなくなるのかもしれません。
ぼくは、「学校の勉強」は得意なほうだとは思いますが、別に好きではありません。
やらなくてよければ、別にやりません。(ですが、学校には通わなくなった今でも、学校の勉強をすることもあります。この理由は次回お話しします)
なので、なるべく「学校の勉強」に時間をかけたくはありません。
ですから、「次に同様の問題が出たら、絶対に正答できるようにする」という真剣さを持つようにしています。

このため、一度間違えたりわからなかったりすることは、ぼくにとっては問題ではありません。
二度、同様の問題を間違えたりわからなかったりすることは、なるべく避けたい事態です。だって、「学校の勉強」に取り組む時間が長くなってしまうからです。
「学校の勉強」も道具ですから、暇つぶしに使うこともできます。ですが、ぼくは、暇つぶしはもっと楽しいことをしたいと思うので、「学校の勉強」はなるべくササッと終わらせたいわけです。

そうは言っても、一度で覚えられないことや理解できないことは確実にあります。
ぼくは、中学3年生で学習する数学の「三角形の相似」と英語の「関係代名詞」を、当時全く理解できませんでした。
そして、担任の体育の先生に相談しました。
「三角形の相似と関係代名詞が全くわからないのですが、ぼくは高校へ入学できますか」
ぼくは、小学校・中学校・高校・大学の授業以外は全て自主学習でしたので、「学校の勉強」のことは学校の先生に聞きました。
すると、担任の先生は笑顔で「全く問題ありません、行けます」と言うのです。
そこでぼくは考えました。

二つ目 「作戦を立てる」

結局、ぼくは高校受験の当日になっても、三角形の相似と関係代名詞は全くわかりませんでした(それぞれ中学3年生の数学と英語の学習内容の半分ほどにあたります)。
ですが、ぼくは高校受験に合格しました。
しかも、周りのみんなが驚くような私立高校にも合格しました(正直ぼくも驚いていました)。
それは、作戦を立てたからこそ達成されたのだと思います。

自分の水準に合わせた受験先を選ぶ、という意味での作戦ではありません。それも作戦かもしれませんが、ぼくは自分の思いを実現したいので、そこは妥協しません。
自分の特性に合わせた戦い方を考える、という意味で作戦を立てるのです。

三角形の相似の分野の問題が、受験で100点満点分出題されるでしょうか。それは考えづらいですね。過去問をみてみると、おそらく15点ほどだったと思います。
自分が全くわからない分野の15点を獲得するよりも、自分がよくわかっている分野で”確実に”15点獲得できるように練習するほうが、楽しいです。
これだけかもしれません。楽しければ続くし、楽しければ勝手に結果が出ます。ぼくは「学校の勉強」の自分なりの楽しみ方を探して、見つけて、やってきただけかもしれません。

この考えにより、ぼくは、社会と国語で満点を目指しました。英語では関係代名詞以外の分野で満点を目指しました。
そうしたら、ふつうに戦えました。

自分の特性を無視して、苦しみながら戦っている人も多いように思います。
自分の特性を変えることは、結構難しいことかもしれません。自分の特性に合わせて方法を変えると、自分は喜びます。楽しんでくれます。

自分の特性に合わせた作戦を考えて、”確実に”できるようになるまで練習しましょう。

いよいよ次回は最終講です。